ジャニヲタ理系院生が文系就活する話

やっぱり御社がなんばーわんっ💟

ジャニヲタ理系院生が文系就活をすると心に誓った理由

こんにちは、

ジャニヲタ理系院生のいづこです。

いかがお過ごしでしょうか。

 

本日は自己紹介がてら、

「理系院生がなぜ文系就活しようと思ったか」

について書いてみようと思います。

 

工学部出身で月曜日から金曜日まで物理(とたまに化学)の授業しかなかったような人間が、1ミリも迷わず「自分は文系就活するんだ」と心に決めている理由です。

 

簡単に書けば、

こんなところです。

 

1.もともと文系思考が強かったのに理系にきてしまった

 

高校生の時は

「大学でマーケティング学びたい」だとか

「法学部に入って国家公務員なりたい」だとか

なかなか大それたことを考えておりました。

 

そうです、ばりばりの文系志望。

私の高校では高1終わり頃に文理希望調査が行われたのですが

勿論「文系希望」で提出しました。

ここまでは何もおかしくない。

 

......

......

提出したはずの書類、手元に返ってきました。

.....???

 

「理系に書き換えろ」という教師からのメッセージとともに。

......??????

 

いわゆる(自称)進学校

理系医学部を受けてくれというわけです。

無茶言うな。数学赤点取ってたのに。

 

たしかに私は論理をこねくりまわして物事考えるようなタイプであることは認めます。

だからって「=理系が向いてる」とはならないでしょう。

 

物理や化学は好きだったし理系科目に対する興味が全くなかったわけではないですが、

理系の学部に行ってもやりたいことはない。

そもそも検討してもなかった。

 

それからが大変でした。

昼休みや放課後に職員室に呼び出され、代わる代わるいろんな先生に説得される毎日。

中高一貫校だったので、中学の時の部活の顧問やなぜか体育教官(←こいつが一番意味分からんかった)までもが出てきて理系コール。

 

包囲網を敷かれて可哀想に高校1年生いづこさん、

「理系志望」に調査書類を書き換えてしまいました。

 

 ニガテな理系科目を誤魔化し誤魔化し、なんとか工学部に入学したのですが、さあそれからが大変。

 

まるで授業ついていけない。

そりゃそうよ。

 

というか、興味が湧かなさすぎて1ミリも勉強しませんでした。

さすがに大学で何か学問を極めたという自信がつかず、悔しかったので大学院に進学しました。大学院では文理融合の専攻に進み、今は興味のある分野を研究することができています。

 

 

でもやっぱり研究は大学院までで個人的には十分満足かなと。文系総合職で働きたいと考えたので院進を決断したタイミングで、同時に、「理系院生として文系就活をする」決断もしました。

 

 

2.研究向いてない

 

続きまして研究職を選ばない理由です。これはいたってシンプル。

理系学生は企業のエンジニア職に就く方も多いと思いますが、

そもそも研究向いてない。

外出て動き回って喋ってる方が得意。

そんなわけで研究職は早々に選択肢から消えました。

 

 

最後の理由。

3.男性社会はもうこりごり!!!

工学部の私の所属していた科は女子学生の人数比が全体の4%

学生が100人いて、そのうち女子が4人です。

そんな工学部の現実は厳しい。非常に厳しい。

女子の友達ができないとかそんな甘い話じゃない。

研究室、セクハラ&パワハラ、普通にあります。

日常的に健全ではない話が飛び交い、研究室の共有本棚にエ○本を発見したことも。

そういったことに対する教授の理解もないです。相談しようたって研究棟に女性が見当たらなかったり。

男性社会に女ひとりポンっと放り込まれる、そんな環境で2年も3年も過ごす。地獄のように寂しい時間が流れます。

 

だからもう「男性社会はこりごり!!!」なんです。

 

 

 

長々とヘビーな話をしてきましたが、

そんなわけで今、「理系院生かつ文系就活生」という身分に行き着いたわけです。

 

そもそも勉強したいと思って大学通ってるのに、環境のせいで悩んで、要らない心配して、ってほんとに悔しい。なーにがリケジョだよって思いました。

そういう環境でも、うまく「いなす」ことができて、そこそこ可愛がられつつ、生き抜ける女性もいらっしゃるかと思います。

でも自分にはムリでしたという話です。「いなし」たくないし、平然とできないし、メンタル強くないし、生き抜くことが正義だとも格好いいとも思えない。どうしても研究が好きだからどんな場所でも黙々とやるんだ、ってほどの研究者魂もなかったのかも。

 

 

就職したら、ちゃんと男性も女性も、互いを尊重しあって働けるような企業で働きたいな......... 

なんて思いながら、今日も逃げ道を探すための就活をするのです。